- 2004年5月29日 03:05
- Flash
Mohoは、だいぶ前にbazookaでFLASHで3D表現
という記事を書いたときに少しだけ紹介したソフトなんですが、Flashアニメーションツールの変化球といった感じでなかなか面白いです。
暇つぶしに触ってみようと購入したんで、折角だからMohoについての記事を書いてみようと思います。
特徴
Bone機能
一番の売りは何と言っても描いた絵に骨格構造を持たせることができるBone機能です。
3Dソフトでアニメーションを作ったことがある人ならBoneは馴染み深いものですが、2Dの絵にBoneを持たせるとはどんな感じか、実際にMohoを使って説明します。

Mohoのお絵かきツールを使って上のような物体を描いてみました。このままswfで書き出しすれば、Flashで描いた絵と何も変わらないベクター画像になります。
緑色のツブツブ四角形がアンカーポイントです。

絵にBoneを置いてみました。ピンク色で表示された針のようなものがそれです。
この状態では、まだ絵とBoneの関係は分離されています、次にそれぞれのBoneの影響するアンカーポイントを指定していきます。

一番左のBoneを選択し、それに影響させるアンカーポイントを選択しています。
他のBoneも同様に、影響させたいアンカーポイントを指定していきます。

全てのBoneを定義し終わったので、Boneテストツールで1つのBoneを曲げてみます。Boneを回転させると、それに関連付けされたアンカーポイントも動いているのがわかります。
Boneの動きをキーフレームでタイムライン上に打ち込んでアニメーションさせます。
今回の絵はBoneが単純に一列に並んだものですが、Mohoのサイトのサンプルギャラリーでは、もっと複雑なアニメーションをさせているものがあるので、興味のある人は見てみるといいかもしれません。
書き出し
Mohoで書き出せるファイルの種類は、静止画でJPG,BMP、これはアニメーションの場合は連番で書き出せる。動画ではSWF,AVI,MOV形式をサポートしてます。
FLASHでの書き出しの場合、Moho上のアンカーポイントがそのままSWFのベクターのアンカーポイントになるわけではないのが残念なところです。FLASHに書き出した際、無駄なアンカーポイントが発生してファイルサイズを膨れ上がらせているのが悲しい。
利用方法
トライアルバージョン
どんなものか触ってみたい人は、無料でほとんどの操作ができるトライアルを利用してみてください。
制約は二つ
- Flashの書き出しは白黒になる
- それ以外の書き出しは「DEMO」という文字が画面に薄く敷き詰められる。
FLASHのほうに読み込んでからシンボルを編集して色を付ける、という作業が苦でないのなら、買わないでもトライアル版だけでいいですね。
ボクは小さいオブジェクトしか作らないのでトライアル版で良かったのに、勘違いで買ってしまった。泣ける。皆様はそういう失敗しないようにね、あっはっは。
シェアバージョン
日本から購入する場合、クレジットカードでの購入になります。値段はUS $99。日本円で1万チョイ。
Mohoを触った感想
先ほども描きましたが、Moho上のアンカーポイントをそのままFLASHのベクター画像に利用してくれれば、ファイルサイズも軽くなると思うんですが、技術的に難しいんですかねぇ。おかげでフリーハンドで描いた絵などをFLASHで書き出すと、物凄いファイルサイズになります。ここがMohoの最大の弱点でしょうか。swf圧縮ソフトのOptimaze!と組み合わせて使うことで、この問題は軽減できそうです。
ベジェツールが無いのも、ペジェで描き慣れた人からはちと痛いですね。インターフェイスは直感的で理解しやすいです。情報パネルの位置が変えられないのが少し不満ですが。(マウス往復の距離が長い・・)
ただやっぱり、Mohoでしか表現できないアニメは魅力的です。例えば1つのアンカーポイントに対してFlashのモーショントゥイーンのような操作ができるので、手書きでは難しい表現を、機械的にあっさりやってのけます。
表現したいものを作る1つの手段としてツールを利用できる方には、Mohoは心強い武器になりますが、Mohoで何かを作りたいと、ツールに利用される方には色々不満かもしれません。
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